沢尻エリカさんが主演を務めた舞台『欲望という名の電車』が2月25日に大阪で千秋楽を迎えました。この日、沢尻さんは感謝の思いを込めて「これからも、人として役者として成長していけるように一歩一歩頑張ります」と決意を新たにしました。2019年以来、約4年ぶりの芸能活動再開となる沢尻さんは、舞台初出演にして初主演を果たし、会場からは「おかえり」という声援が送られ、感極まって涙を見せたといいます。
沢尻さんはカーテンコールで、「色んな気持ちがあって、色んなことを言いたいんですけど、とにかく、みんなにありがとうと言いたいです」と、会場に集まった人々への深い感謝を表しました。そして、これまで支えてくれた家族、友人、スタッフ、そしてファンへの感謝の言葉を述べ、今後も一歩一歩、成長していくことを約束しました。
『欲望という名の電車』は、1947年にブロードウェイで初演され、ピューリッツア賞を含むブロードウェイ3大賞を受賞した作品です。1951年には映画化され、アカデミー賞を受賞するなど、映画史に残る名作として知られています。演出はマイノリティ社会の中にある“希望”を描き続けてきた鄭義信氏が務めました。
ネット上では、「沢尻さんがまっ白な衣裳で大きなスーツケースを引きずりながら登場した瞬間の輝きは、スペシャルな人だと感じた」「活躍して喝采、挫折して喝采、そして復活して喝采、芸能人にも当てはまる言葉だ」「熱心なファンやマスコミが持ち上げるが、芸能界は甘いというより、こういう人を支え続ける環境がある」「一連の薬物事件での行動は非常に悪質で、釈然としない気持ちもあるが、舞台はお客さんが観に来るものだから、好きにしたら良い」といったコメントが寄せられています。
まるで人生の波乱万丈なドラマのように、沢尻エリカさんの舞台裏と表の世界は多くの人々に影響を与え、感動を呼んでいます。彼女のこれからの一歩一歩が、更なる成長の証となり、多くの笑顔と感動を届けることを心から願っています。
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