週刊SPA!からの配信、2月28日の朝に届いたこの記事は、メンズファッションにおける「なぜかダサく見えてしまう男のファッション」に共通する3つのNGポイントを紹介しているんだ。筆者はメンズファッションバイヤー&ブロガーのMB。彼は洋服の買いつけだけでなく、”男のおしゃれ”についても執筆しているベテランで、今回が連載第468回目とのこと。早速、そのNGポイントを一緒に見ていこう。
その時代のダンディズムを追求せよ
まずNG①は、「TVに出ている有名人や芸能人を参考にする」こと。なんとなく納得がいく話だ。有名人や芸能人は、そのルックスやスタイルが一般人とは異なることも多い。しかし、MBが指摘するのはその点だけではない。TVのスタイリストは、現実の三次元の世界とは異なる、平面的なTV画面での映えを重視しているからだ。つまり、現実世界でのおしゃれさとは、また別の観点でコーディネートが組まれているというわけだ。これは、まるで昔の映画に出てくる紳士たちが、実際の生活ではまねできないほど派手なスーツを着こなしているのを見るようなもの。舞台と現実のギャップには、常に注意が必要だ。
マネキン買いの落とし穴
次にNG②「マネキン買い」。これは、店のディスプレイをそのまま購入する行為を指す。一見賢明に思えるかもしれないが、MBによれば、これもまた大きな誤解だ。店舗のマネキンは、顧客を店内に引き込むためのVMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)の一環であり、必ずしも現実でのおしゃれを意識したものではない。この点において、マネキン買いはある種、幻想に過ぎないのかもしれない。まるで、洋画の主人公が着こなす完璧なタキシードを現実に求めるようなものだ。
異性の意見に惑わされず
最後にNG③「異性に服を選んでもらう」こと。これは特に男性にとっては難しい課題かもしれない。MBは、異性は自分が着ることのない服のバランスを正確に把握することは難しいと指摘している。これは、自分で服を選ぶことの重要性を示唆している。あたかも、自分の運命を他人に委ねるようなものだ。
独り言…
さて、これらのポイントを踏まえると、”おしゃれ”とは一体何なのか、という哲学的な問いにもぶつかる。おしゃれとは、時には周りの意見を聞き入れつつも、最終的には自分自身で納得のいく選択をすることではないだろうか。そう、まるで人生のように。
ネットユーザーの声
「なるほど、TVの服装を真似するのはNGなのか」 「マネキン買い、実は落とし穴だったんだね」 「異性の選んだ服、確かに失敗したことあるわ…」 「自分で選ぶ大切さ、改めて感じた」 「おしゃれって、結局は自分で決めるものなんだな」
おしゃれは、自分自身を表現する手段の一つ。自分らしさを大切にしつつ、時には冒険も恐れず、新しいスタイルに挑戦してみるのもいい。それこそが、真のダンディズムに繋がる道かもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/210115c3b5a19d0070637547c9803dc8bc352fed