ヴァイオリニストとして著名な高嶋ちさ子さんが、テレビ朝日系「ザワつく!金曜日」に出演し、自身が米国の超名門大学であるイェール大学の出身であることを公表しました。この告白は多くの人々を驚かせるとともに、彼女の卒業式にまつわるユニークなエピソードを明かすこととなりました。
高嶋さんによると、イェール大学卒業式の日、日本から駆けつけた母親や友人たちの前で、卒業証書のファイルを開いたところ、なんと中身が空っぽだったとのこと。この出来事は彼女にとって「かなり酷い思い出」となったようです。事務所に問い合わせたところ、TOEFL(英語の能力試験)の成績提出がないこと、さらに図書館から借りた楽譜の返却がされていないことが判明しました。この2点が原因で卒業証書が授与されなかったのです。
高嶋さんは夏の間にTOEFLを受験し、楽譜も返却。その後、秋にようやく卒業証書を手に入れることができました。彼女はこの経験を振り返りながら、「めっちゃ(母に)怒られた」と苦笑い。さらに高嶋さんは、イェール大学出身であることをあまり公言しないようにしているとも語りました。「イェールに行ってたのは言わないようにしている。だって悪いもん。うちの子にも言わない。すごい頭いいと思われるけど、違うから」とのこと。
このエピソードは、高嶋ちさ子さんが持つ謙虚さと、彼女ならではのユーモアのセンスを感じさせます。また、一芸入学として音楽の才能を認められ、イェール大学に入学した高嶋さんですが、学業面では苦労もあったことがうかがえます。しかし、そのような経験も含めて彼女を形作っており、現在の彼女の人柄やキャリアに大きく寄与していると言えるでしょう。
このような話題を披露することで、高嶋ちさ子さんは、自身の成功の背後にある苦労や努力を見せ、多くの人々にリアルな人間像を提示しています。彼女の物語は、成功への道のりが常に順風満帆ではないことを示し、多くの人々に勇気と共感を与えるものです。
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