「ラピュタ」のムスカ役で知られる寺田農さんが亡くなりました。これを受け、同作でシータを演じた声優のよこざわけい子さんが、サンケイスポーツにて哀悼の意を表明しました。よこざわさんは、寺田さんとの共演を振り返り、特に2016年に行われた「ラピュタ」のコンサートでの楽しいエピソードを披露し、寺田さんの人柄を偲びました。故人の追悼として、彼女は「とても悲しく、残念な思いでいっぱいです」と述べ、心よりお悔やみを申し上げるとコメントしています。
寺田さんは、ムスカ大佐の役で独特の存在感を示し、多くのファンに愛されてきました。よこざわさんは、映画の収録中はあまり雑談の機会がなかったものの、コンサートでは寺田さんから面白い話を聞くことができ、その思い出を大切にしていると語ります。また、彼女はコンサートでのエピソードを通して、寺田さんのユーモアのセンスや、人々を楽しませる才能を懐かしく思い出しています。
ネットユーザーからは、寺田さんへの追悼の言葉が数多く寄せられています。「見知った寺田さんがムスカ役だったのは知っていますが、声優が表舞台に出てきたのはいつ頃だったかの記憶があまりないですね」という声や、「宮崎駿作品の3大悪役、みんな亡くなってしまったが、3人ともハマリ役だった」という感想がありました。寺田農さんの死去は、多くの人にとって大きな損失であり、彼の独特な声や演技はこれからもファンの心に残り続けることでしょう。まるで時の流れに乗って、遠い空の記憶へと変わっていくように、彼の遺した足跡は、これからも多くの人々に語り継がれていくことでしょう。
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