タレントの関口宏さんが31日、長年司会を務めてきたTBS系列の人気番組「サンデーモーニング」からの降板を発表しました。関口さんは1987年の番組開始以来、約37年間にわたり司会者として、日曜の朝の時間帯を彩ってきました。後任としては、フリーアナウンサーの膳場貴子さんが選ばれました。膳場さんはこれから「サンモニ」を通して、日曜の朝に新たな風を吹かせることでしょう。
関口さんの最後の出演では、番組の冒頭で特に降板に言及することなく、いつも通りの挨拶を行いました。しかし、番組の最後には「今日のこの放送をもちまして、私担当の『サンデーモーニング』は終了となります。36年と6か月でございます。長い間、ありがとうございました」と視聴者に向けて感謝の言葉を述べました。そして、歴代の出演者への感謝や過去の放送の回想など、番組と共に歩んだ日々を振り返りました。
この長きにわたる旅路の終わりに、関口さんは後任の膳場さんを紹介し、視聴者に向けて笑顔で「私は今日で消えます」と述べ、最後まで温かな雰囲気で番組を締めくくりました。関口さんはこれから新たな番組「関口宏のこの先どうなる!?」で再び視聴者の前に立つ予定です。長年の貢献と、番組に対する深い愛情が感じられる降板でした。
ネット上では、関口さんの長年にわたる貢献への感謝や、新たな船出をする膳場さんへの期待が多く見られます。「関口さんの温かな人柄が番組を通じて伝わってきた」「膳場さんがどのような新しい風を吹かせるのか楽しみ」「時代と共に変わる『サンモニ』だけど、関口さんのような司会者はまたとない」「新しい時代の『サンモニ』も支えていく視聴者として楽しみ」「関口さんのこれからの活躍も期待しています」といった声が寄せられています。長い間、日曜の朝を彩ってくれた関口宏さんに感謝し、新たなスタートを切る膳場貴子さんにも期待が寄せられています。まるで、季節の変わり目に咲く桜のように、別れもまた新たな出会いを告げるのですね。関口さんの「サンデーモーニング」での歩みは、多くの人々にとってかけがえのない思い出となることでしょう。
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